本気になどならない。
私は高校になって「本気」を出したことがない。
少なくとも私自身はそう思っている。
なぜ、本気を出したことがないのか?
私を知る多くの人はこう思うだろう。
「面倒なのだな」
しかしながら、それは違う。
私はこう思うのだ。
齢17、高校三年、人生の半分にも達していないうちに、
本気を出さなければ超えられない壁などが存在していたら、
人生、お先真っ暗である。
実際、高校生活において本気を出さなければ超えられない壁などなかった。
こんな若いうちから全力で生きてどうする。
全力でもってして超えれない壁が出たら、
それは本当に超えれぬ壁である。
そうなれば、それは一種のトラウマともなろう。
一休み一休み、慌てない慌てない。
一休さん万歳な生き方である。
都合よく中学受験だけをし、大学までエスカレーター式の学校に入学したのだ。
せっかくなのだから、ここで余力を残して、
興味のあることに没頭し、
大学受験に対峙した人々と戦うべきである。
私はそう思う。
しかし、1つ言っておこう。
私は「やれば出来る子」などではない。
そんな言葉はやっても出来ないやつの言葉である。
「私はやらなくてもできるのだ。」
そう言えるようになりたい。