「五月雨を あつめてはやし 最上川」
私は現在降りし雨で思い出す。
この句、いつみても、いつみても
意味不明である。
どうも意味不明である。
調べれば意味もわかるものであるのだろうが、
このような言葉がある。
「人間、不思議なままで終わらしておくべきものもある。
その不思議に思う心が『人間らしさ』を生み出すのだ。」
誰の言葉か知っているだろうか。
「もちろん知っているさ」
そう答えたあなたは恐ろしい。
なぜなら、これは
今、
私が、
適当に、
調べるのが面倒であることを正当化させるために作った言葉だからだ。
それを知っているあなたは恐ろしい。